令和3年7月13日 お盆、御法要の様子
東郷寺とは
東郷寺の歴史
当山は、東郷元帥を開基とし、身延山久遠寺を総本山とする日蓮宗の寺院です。法華経に説かれる「仏子」の自覚を以て信仰を続けられた元帥は、戦争で没した多くの無名兵士の供養と永遠の世界平和を願っておりました。元帥は、自らの没後にこの地に法華経の道場を建立することと、発願の人達の熱心な願いにより寺号を「東郷寺」とする事を承諾。昭和11年に「東郷寺建設会」が設立され、昭和14年11月9日、開基・侯爵東郷元帥/副開基・子爵小笠原長生/開山・日蓮宗管長大僧正酒井日愼(池上本門寺七十三世)を迎え東郷寺は誕生しました。ところが第二次世界大戦を迎え、昭和17年10月5日に落成式を行い、東郷寺建設計画は一時凍結。終戦後、当山第二世の法灯を継承された南部日実上人(身延山開基大檀越南部家第三十六代目当主)は、農地解放・本末解体等のあおりを受け消滅の危機を迎えた東郷寺を、寺族とともに守り抜き、昭和29年より、東郷元帥の浄願を達成するための第一歩として、戦没者の遺族に対してその供養のために墓所の無料分譲を開始し、現在に至ります。
御法要ご依頼
御法要のご案内
2019年5月1日からは新元号「令和」がスタートしました。皆様におかれましては、新たなお気持ちでお迎えしたことと存じます。御法要の御依頼は、お電話のみで受け付けております。
灯籠流し
故人の御霊鎮魂の行事
毎年7月末に行われます鎮魂の儀「灯籠流し」のご案内です。故人の安堵を灯篭に願いを込めご供養いたします。お申し込みは従来通り、お電話、FAX、お手紙にて法要を受け付けております。
枝垂れ桜
境内地桜のご案内
山門前の「枝垂れ桜」は、彼我の差別のない戦没者の供養のために建てられた当山の為に、総本山身延山久遠寺の境内より苗を頂戴し移植したものです。
毎年3月末から4月にかけて、世界の平和を願って遠い異国の地に散った無名兵士の魂が花となって咲き誇ります。毎年この時期になると、地元では「今日はどうだい?」を合言葉に、枝垂れ桜の開花状況を話題にし、地域住民のコミニケーションに一役かっているようです。
LOCATION
東郷寺の雰囲気をお楽しみください。
Nave 本堂
garden 庭
Cemetery 墓地